寺原隼人の膝の故障の調子は?いらない?ヤクルト移籍で中継ぎ、先発どっちの起用が濃厚?

こんにちはー!野球ブロガーのひらっちと申します!さてさて2019年が明け、今年のシーズンが待ち遠しいですが、各球団選手を補強したり、しなかったり。その中でヤクルトは秋吉を放出し高梨を獲ったり、ソフトバンクから寺原や五十嵐を獲得するなど地味に補強に成功したのではと筆者は見ていますが果たして。。。
その中でもダイエー→横浜→オリックス→ソフトバンク→そしてヤクルトと4球団目となり渡り鳥のような野球人生を歩んでいる
寺原隼人投手にスポットライトを当てたいと思います。高校時代は157kmをマークするなど日南学園で活躍しポスト松坂と謳われましたが、プロでは伸び悩み通算71勝80敗とやはり松坂と比べてしまうともっと成績を残せたのでは?とあのポテンシャルからしたら思ってしまうのですが、果たしてヤクルトにとって貴重な戦力として2019年は働いてくれるのでしょうか?ソフトバンク時代からひきづっている膝の故障はどうなったのか見ていきたいと思います。
右膝の故障は元々の古傷?回復はしている?
長年右膝痛に悩まされていた寺原は2014年に“デブリードマン手術“という内視鏡の手術をうけます。しかし、この手術が代償となり、正座ができなかったり、膝に水が溜まってしまうなど悪化し、毎週のように膝に溜まった水を抜く作業が必要だったようです。
そんな状態を抱えながら2015年は8勝をマーク、そして2018年のシーズン中にその古傷である右膝を再度痛めてしまい、
途中で変なひねり方をし途中降板する時もありました。そのシーズンは防御率が良かったのにも関わらず戦力外になってしまったのはその右ひざの状態が良くないのも理由の一つかもしれません。このように右ひざに爆弾を持っている寺原をヤクルトが獲得したというのは右ひざを回復させれるメドが立ったのか、それともその状態でも投げる事ができるとジャッジしたのかもしれません。
寺原はセリーグと相性が良い?選手層が薄いヤクルトならチャンス増!
上のような理由と来季36歳という年齢的にもう限界でいらない説が流れていますが、筆者的にはまだまだ寺原はやれると思っています。その理由としては元々野村監督時代から再生工場と呼ばれるくらい他球団の選手を再生させてきた実績がヤクルトにはありますし、その野村イズムを受け継いでいる小川監督、宮本ヘッドがいるというのも大きいでしょう。
その再生工場の代表格である田畑投手コーチ、現役時代左肩の手術などで苦しんだ石井弘コーチも在籍するのも心強いでしょう。
あと先発ローテーションですが、小川、ブキャナン、石川の3本柱にに期待の原 樹理、ベテラン館山などが入ってくる形でまだまだ選手層が薄いです。
そこに経験豊富な寺原が入る事で誰かが不調、怪我をした時のカバーリングとして重宝される存在となるかもしれません。
あと寺原はソフトバンク時代中継ぎを経験したり、横浜時代は抑えをやったりとどこでも使えるという要素を兼ね備えているのでチーム状況によっては中継ぎにコンバートをするかもしれませんし、石山の不調時のバックアップとしてもまだまだ150km近い速球を投げられるのであればチャンスが多いチームといってもいいでしょう。
横浜時代は先発、抑えで成功していますし、もしかしたらセリーグの方が相性が良いのでは?と見ています。
おそらく最初は先発として調整してくるでしょう。 先発投手として体を作っておいて中継ぎや抑えに回るのはできるからというのも理由のひとつかもしれませんが…
まとめ
もちろん全盛期のように150kmを超える速球もないでしょうし、古傷の右ひざもどうなるか分からない状態ですが、
ソフトバンクに比べて、まだまだ発展途上なヤクルトでは出番は増えそうな気がしています。先発なら10-15試合で5-6勝
中継ぎなら25-40試合、抑えなら石山もバックアップとして5-10Sくらいならまだまだできるでしょう。セリーグで寺原が躍進する姿を2019年は見てみたいものです。