坂本勇人は2番打順も適性あり?巨人ジグザグ2019打線はこれだ!?メジャー移籍や三塁構想は?

こんにちはー!12球団野球ブロガーのひらっちと申します。さてさて2019年ペナントレースも3月30日開幕まで2週間を切り、各チームレギュラー選手の調整期間とアピールしてきた若手選手が開幕一軍を掴めるか瀬戸際の時期に差し掛かってきました。
その中で筆者は巨人の打線構想に注目しています。それは原監督が重き、こだわっている強打者の2番構想です。
当初は2番丸佳浩というのを公言してきましたが、オープン戦を見る限り3番に固定されてきています。そんな中新たに上がってきたのが坂本勇人選手の2番構想です。
今まで1番、3番というのが主で、2019年もどちらかと思われてきましたが、ひょっとしたら2番坂本勇人はあり得るのか、適性や巨人打線のメンバーも見ながら考えていきましょうか?そして30歳と言う節目の年を迎えて
メジャー移籍の可能性やサードコンバート案も含めてみていきたいと思います。
目次
2番坂本勇人は適性あり?不器用な吉川尚は2番が合わない?
先日のマリナーズと巨人との親善試合では原監督は坂本を2番においてきました。
打順はこんな感じでした。
1.二 吉川尚
2.遊 坂本
3.中 丸
4.三 岡本
5.左 亀井
6.一 中島
7.DH 陽
8.左 石川慎
9.捕 小林
ゲレーロを抜いた純国産打線(陽は日本人登録なため)で挑みましたが、なかなか面白い打線だなと思いました。
6番までが左右ジグザグになっていたからです。アピールを続けている石川慎は一二軍当落線上とはいえ打撃が好調なだけに大抜擢だったのでしょう。交流戦も考えたら6番まではこれでもありかもしれません。
特にありだなーと思ったのが坂本です。何故なら吉川尚が1番の方が足を活かした野球ができるからと思ったからです。
去年は二番吉川尚を起用しましたが、見ていてそこまで小技が上手い印象がなかったので自由に一番で打たせた方が打撃と足が活きるのではと見ています。ただ一番だとやはり打席数が多い為出塁率が求められます。
広島の田中広のように打率は低くても四球が多い打者、選球眼の多い打者、ファールで粘れる打者というのを目指すべき所かもしれません。
坂本が2番だと右打ち、引っ張り、センター方向のヒット、どこでも器用に打てる坂本の方が色々なバリエーションが考えられると思ったからです。それだけバッティング技術もありますし、坂本、丸、岡本と続く打線は他チームからしても嫌だなと感じさせるでしょう。
それらの意味で2番坂本というのは適性だなとも言えます。しかしこの打順が成立するのは吉川尚次第と言ってもいいでしょう。原監督は1年間1番セカンドで吉川尚に戦い抜いてほしいと公言していますが、去年の打率.253 出塁率.304からどれだけ上積みができるかがカギと言えるでしょう。
最低でも.270 安打数150-170安打 四球数40-70 出塁率.340 盗塁25-30はないと1年間1番では使いづらいですし、意外と長打(二塁打)も打てるので初回から吉川尚、坂本、丸、岡本でビッグイニングというのも考えられそうです。
坂本であれば調子が良ければ.340台の打率を残せますし、悪くても.280、出塁率.350-.430くらいは残せるので
出塁率が.400以上の可能性が高い、坂本、丸のコンビは他のチームから見ても脅威となるかもしれません。
2番坂本を活かすならこのオーダーだ!?巨人ジグザグ打線2019はこれ!
2番坂本を活かすなら筆者はこのオーダーではと感じたので書いてみようと思います。
2番坂本オーダー例1
1.二 吉川尚
2.遊 坂本
3.中 丸
4.三 岡本
5.右 亀井
6.一 ビヤヌエバ(中島)
7.左 ゲレーロ
8.捕 小林(大城)
9.投手
ビヤヌエバやゲレーロは長打力はありますが、ビヤヌエバは確実性があるかはまだ不明瞭ですし、ゲレーロは長打はあるもチャンスに弱いのは周囲から見ても明らかなので、チャンスに打つよりもチャンスメイクの方が活きるかもしれません。
しかもビヤヌエバはオープン戦不調で、外国人枠の関係で開幕二軍というのも考えられるので、打撃の良い中島がバックアップで入る可能性があります。5番亀井はやはり数字以上に勝負強い打撃ができる理由で置きました。
数字的には5番打者としては物足りないですがジグザグでいくならこの打順が良いのではないでしょうか?
さらに攻撃的なオーダーですと…
2番坂本オーダー例2
1.二 吉川尚
2.遊 坂本
3.中 丸
4.三 岡本
5.右 亀井
6.左 ゲレーロ(陽)
7.一 大城(中島)
8.捕 小林(炭谷)
9.投手
これも面白いかなと見ています。打撃の良い捕手大城を一塁スタメンで起用しジグザグ打線を作るというものです。
試合展開によっては小林を代打に出して石川や陽、中島、もしくは阿部を代打で起用するという場面も出てくるかもしれません。
2番坂本オーダー例3
1.左 重信(陽)
2.遊 坂本
3.中 丸
4.一 岡本
5.三 ビヤヌエバ
6.右 亀井
7.二 中島(吉川尚)
8.捕 小林(炭谷)
もし吉川尚が不調だった場合は去年後半戦出てきた足の速い重信、もしくは意外性のある陽を1番で起用する可能性というのが出てきます。7番吉川尚というのは正直どうなのでしょうか?活かすなら吉川尚より打撃の良い中島をスタメンで使う方が相手チームとしては嫌かもわかりませんね。
これだけのジグザグ打線を組める今年の巨人はバリエーション豊かになったとも言えるかもしれません。それは吉川尚の成長、重信の台頭、中島、ビヤヌエバの加入があったからでしょう。
坂本勇人はメジャーで活躍しそう?サードコンバートはあり得る?
マリナーズとの親善試合を観ていて思ったのは坂本は打撃ならメジャーで通用する可能性は高いという事です。
それくらいバットコントロールと勝負強さは現時点では超一流レベルにほぼ達していますし、右打者のアベレージヒッター、中距離ヒッターとしては最高峰ではないでしょうか?それに守備も年々失策数が減り遊撃手として安定感を見せています。マリナーズのジェリー・ディポトGMも“非常にポテンシャルがある”と大絶賛!!
内野手の日本人メジャーリーガーの成功は難しいとされていますが、油の乗り切った今の坂本なら打撃の弱いチームでの遊撃手なら可能性はあると思います。しかしメジャーの遊撃手といえば花形の最高峰なのでチームによっては中島や松井稼頭央の時のようにセカンドにコンバートされてしまうケースもあり得るでしょう。
しかし年齢的に31歳とメジャーを目指すならギリギリの年齢なので果たして挑戦するのかも疑問符が付く所です。
メジャーではセカンドやサードにコンバートされてしまうリスクがある。それを承知でメジャーを目指すか。それともレギュラー安泰な巨人であと4-5年はショートとして活躍するか。どちらの選択をするか注目ですね!
今年の侍ジャパンを見ていたら吉川尚のショートというのも捨てがたいのかなと見ています。
しかし現時点では坂本の壁は大きくチャンスがあるとしたら去年のように坂本が怪我をした時くらいでしょう。
あと4-5年は遊撃手としても安泰なようです。しかし35歳を超えたあたりから遊撃手がサードへコンバートというのは良く目の当りにしてきています。名手宮本選手も晩年はサードでしたし、鳥谷、井端など長年遊撃を守ってきた選手もチーム事情や自身の衰えの問題などでセカンド・もしくはサードにコンバートされる可能性は高そうです。
坂本ならセカンド・サードどちらでもそつなくこなす印象がありますし、40歳くらいまで現役を続けるのであればサードコンバート案も理にかなっているといえます。打撃を落としてしまったとしても便利屋として機能した井端氏や現在の中島の例もありますので、今後もコンバート案にも注目したい所です。
まとめ
2019年の坂本勇人選手の2番構想、メジャーリーグの可能性、サードコンバート案について語ってきました。
2016年に首位打者を獲得したあたりからチームの顔、キャプテンとして不動の地位を確保したように思えます。
他の選手に比べて器用な面も持ち合わせている為、2番というのは坂本なら結構何でもできそうな印象です。
本来であれば1.3番だと思いますが、チーム事情、原監督の構想にがっちりハマりそうなのが坂本選手のようです。
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