ロサリオは打たないから使えない?いらない?外れ外人?性格は真面目で後半戦するべき事は?

こんにちはー!野球ブロガーのひらっちと申します。
今回は今年3億4000万円という破格の年俸と大リーグで28本、韓国野球で3割30本100打点をという実績を引き下げて入団したロサリオ選手について語っていきたいと思います。
元々評論家の方々が過大評価しているなーという印象はぬぐえなかった筆者で、正直韓国野球経由で横浜・中日で活躍したタイロンウッズのような怖さは感じませんでした。
バースの再来と呼ばれたくらい周りは期待していましたが、100試合を経過し、残り試合も40試合を切ったのに関わらず
70試合 .245 8本39打点と 期待を裏切り続けているロサリオ選手。このまま爆発せず2018年でシーズンが終わってしまうのか?何故打てないのか?など検証していけたらと思っています。
目次
韓国野球は日本野球よりレベルが低い?変化球主体のセリーグでの活躍は難しい?
大リーグで28本塁打を打ったのは凄いと思いますが実はその成績を残したのは2012年と6年も前の話。
韓国野球と米国野球は実はピッチャーのタイプが似ていてチェンジアップを使う投手が多く、緩急を使ったピッチャーが多いのが特徴。なのでさほど苦労せずに入っていけて対応できたというのが大きいようです。
しかし日本野球はどちらかというとスライダーやカットボールと横のゆさぶりを使う投手が多く、外角球の見極めが下手という欠点が改善できないのが理由なのようです。
パワー野球な大リーグ、韓国野球と違って特にセリーグは繊細や野球をやるという真逆な野球なので、そこの対応に苦しんでいるのではというのがありますね。あとやはり韓国野球より日本野球の方が投手のレベルが高いと言うのもありますね。
阪神の4番という事で相当研究してくるでしょうし、弱点を攻めてきますから。内角や左投手が得意というロサリオの良さが活かせていないというのが原因かもしれません。むしろパリーグの方が速球でズバズバ攻めてくるパワー野球の方が実は合っていたのかもという声もチラホラ聞こえてきます。
ロサリオは甲子園が苦手!いまだ甲子園でのホームランはゼロ
あとは阪神というチームにもあるでしょうね。甲子園というでかい球場でホームランを打つと言うのはパワーのある外国人でも至難の技ですし。どちらかというとバースやオマリー、パチョレック、マートンやシーツのような打率を残せるアベレージヒッターのようなタイプの方が成功しているという歴史もあります。
ホームランを打つなら東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアムなど狭い球場を本拠地にした方が量産できるというのもあるでしょう。ロサリオは甲子園を苦手にしていて28試合で.196 0本 8打点 と全く打てていません。
むしろ神宮球場や横浜スタジアムと相性が良く打率3割以上をマークしています。ヤクルトとDeNAのピッチャーのレベルが落ちるというのもあるのかもしれませんが甲子園でホームランを1本も打てていないという事を考えれば阪神タイガーズ向きの外国人ではないというのが今の所ロサリオに対して出ている答えなのかもしれません。
打撃コーチと合わない説、片岡コーチや平野コーチのアドバイスは効かない?
以前落合博満さんが出演していた番組で打撃に遊びがない事を指摘、ロサリオの状態をわかりすぐ見抜くなど
さすがな眼力しているなと感心していました。
そのくらいの点を見抜き、さらにアドバイスできるコーチは阪神にいるのかというのは前から言われています。
片岡コーチは現役時代はアベレージヒッター、平野コーチはどちらかというと守備の人で2人とも左バッターでした。
阪神で大山、高山、中谷など若手野手がこぞって活躍できないのも阪神のコーチングに問題があるという声もありますね。
ロサリオにもうまく助言してくれるコーチやチームメイトがいないというのもあるのかもしれませんが、これは巡り合わせなので
自分でどうにかするしかないでしょうね。元々外国人は人のアドバイスはなかなか聞かない面があるので良かった時の映像を見せるというのも必要なのかもしれません。
あと性格が真面目という本来持っているロサリオの良さも活かせていないのもとても残念に思えますね。
真面目な性格というのはとても大切で、やはり日本で活躍できた外国人選手は真面目なタイプが多いです。
ただ阪神タイガーズというチームは真面目なタイプよりもややヤンチャな感じの方が合うかもしれませんね。
金本監督もどちらかというとメンタルが強くヤンチャなタイプを使うのが上手そうですし、繊細で真面目なタイプは委縮してしまうのかもしれません。
二軍の矢野監督の方がどちらかといえば真面目なタイプで相性が良いのかもしれません。
相性面はあるとは言え残留するには最低20本塁打は打たないと厳しいでしょうから
現時点で8本塁打のロサリオするべき事はノルマは43試合全試合出場で.300 12本塁打 35打点でしょう。
これくらい打てば113試合で.275 20本 70打点と来季に繋がる可能性を残して残留もしくは他の球団からのオファーもあるかもしれません。
ただ12本も量産するのは今の甲子園で全く打てないロサリオでは困難といえるでしょう。
おそらく今季限りの可能性は現時点では非常に高いと言えます。
まとめ
阪神のロサリオ選手が活躍できない理由を筆者なりに考察し語ってきましたが
セリーグ野球、甲子園のとパワーヒッターの相性の悪さ、韓国野球と日本野球の違い、コーチや監督、チームメイトのアドバイスなどこれらの面がロサリオの良さを消しているといってもいいかもしれませんね。
あとはマスコミ、評論家、ファンの期待度が高すぎのもありますよね。阪神で活躍するには
打率の高い3割20本タイプを2名、守備も良い外国人を探してくる方が良いかもしれませんね。
それか日本球界で既に実績がある外国人を獲るか。
過去の活躍した外人を見ても
今まで活躍したのがオマリー、パチョレック、マートンといったアベレージヒッター
広島のシーツ、オリックスのアリアス、西武のブラゼルなど他のチームで活躍できた日本野球に対応できている外国人
を探すのが無難な気がします。
となるとパリーグから西武のメヒア、オリックスのロメロ、マレーロ、楽天のペゲーロ、ウィーラー
あたりが来年の戦力としては狙い目かもしれませんね。当然今年は成績不振でクビになる可能性が高いですが
もしセリーグでは交流戦でもやっているので適応できる可能性があり、怪我の調査、性格、年俸を安く獲れそうなら新たに海外から探してくるよりは活躍しそうです。
まあ阪神のフロントにも色々と問題がありそうなのでなかなか阪神で外国人野手が活躍できないのはそういうバックアップ体制にも問題がある気がしてならない筆者なりの考察、ロサリオが活躍できない理由でした。