丸佳浩が巨人移籍で人的補償は誰になる?プロテクトは?2019年のオーダーはどうなる?

こんにちはー!巨人ファンブロガーのひらっちと申します!さてさて、広島カープの不動の3番打者だった丸佳浩(まる・よしひろ)選手のFAでの巨人移籍が決定となりました。巨人ファンにとっては吉報だし、広島ファンやロッテファンには残念な話だったかもしれません。
当方巨人ファンな為大変嬉しいんですが、その代償として人的補償という制度があります。一体人的補償とは何なのか?誰が広島にいくことになるのか見ていきたいと思います。
目次
人的補償とは何?お金か人か?選べる?
人的補償とはFAで移籍した選手の代わりに他の選手を一人で選べるという制度ですが、移籍した選手にはランクがA,B、Cとついています。チーム内で何位以内(外国人選手は除く)というのが基準になるそうです。
A 年俸が上位3位以内
B 年俸が4-10位以内
C 年俸が11以下
※補償が必要なのはAとBのみ
となるようで広島カープの年俸ランキングを見てみると…
1位 丸 2億1000万円
2位 菊池 1億9000万円
3位 田中広 1億4000万円
4位 野村祐 1億2000万円
5位 中崎 1億1500万円
と丸選手は1位ですね(笑)
となると人的補償は確定なのですが…
広島は人的補償かそれとも金銭か選ぶことができます。人的補償といっても誰もかしこ取れる訳ではなく、
巨人側は獲られたくない選手を28人選ぶことができます。(これをプロテクトと言います。)
そこから漏れた選手の中から広島側は選ぶことができます。
かつて広島は1994年オフに川口和久、1999年オフに江藤智、2013年オフに大竹寛選手などを巨人にFAで送り出してきましたが、人的補償で獲得したのは2013年オフだけで一岡投手を獲得することができ、今や中継ぎ投手としてフル回転の活躍を見せています。広島は育成には定評があるので、巨人でポテンシャルはあるものの選手層の関係で埋もれているケースが多々あり、ある意味チャンスともいえますね。
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人的+お金かお金だけかも選べる
人的補償の有無に関わらず、相手の球団側は金銭は獲得する事ができます。1度目のFA、2度目のFAによって差はありますが、人的補償なしの場合、1度目だと去年度の年俸の0.8倍 2度目だと去年度の年俸の0.4倍が入る事になります。
人的補償ありだと…1度目が去年度の年俸の0.5倍 2度目だと去年度の0.25倍のようですね。
例えば丸選手の場合だと人的無しの場合1億6800万円、人的ありの場合1億500万円は広島側が貰えるようです。
この金額を他の選手の年俸に回したりとかはできかもしれませんが、来年以降は丸選手のグッズ等の収益や観客動員の貢献度の分が差し引かれますので、単純計算というのが出来ない部分はありますね。丸選手のファンが巨人に流れるといったことも多少あるかもわかりません。
よくファンの間で話題になるプロテクト枠ですが、去年は日本ハムが大ベテラン中日の岩瀬投手(今年引退)を選ぶというまた日ハムらしいトリッキーなかっさらい作戦を決行してきましたが、広島という球団の体質的にはそういう部分は少なそうです。
プロテクト枠から漏れそうな巨人の選手は?広島の選手層をチェック!
広島カープとしては1.5軍位の選手が欲しい所でしょうが投手なのか、捕手なのか、内野手なのか、外野手なのかどうでしょうか?
【先発投手】
大瀬良、ジョンソン、野村、岡田、九里がローテーションでした。(当初は薮田が予定されてました)
谷間で中村 祐太投手などが投げていましたね。
【中継ぎ投手】
一岡、ジャクソン、アドゥワ、今村、フランスア、永川
【抑え投手】
中崎
そしてジャクソン投手の退団が決まってしまったので中継ぎがやや手薄な印象でしょうか?
今年のドラフトではドラフト2位で島内投手、若手にも伸び盛りな投手はいますが、左投手がやや手薄な印象でしょうか?
捕手は石原、會澤、磯村で回っていて若手には期待の坂倉、中村が控えているので人的で獲得はおそらくないでしょう。
内野手はエルドレッド退団と新井が引退で松山かバティスタが一塁に回ることが濃厚。
一塁 松山・バティスタ 二塁菊池 遊撃 田中広 三塁 安部、西川
控え 堂林、あたりでしょうか?
外野は丸が抜けた分は下水流選手で埋めるという案もあるようです。成長著しい野間選手と不動の鈴木誠也と、バッティングの良い捕手坂倉選手を外野で使うという案も出ているそうです。
併用で上手く使っている印象のある広島なので鈴木、野間の間に下水流、坂倉で競わせて使うかもしれませんね。
田中、菊池のV3で勤続疲労も著しい面は否めないのでバックアップ要因で伸び盛りの若手か内野、外野両方守れる選手を狙ってくる可能性はありますね。
となると巨人のプロテクトに漏れそうなのが投手から
【巨人プロテクト候補】
投手 森福、大竹、桜井、谷岡、池田、中川、戸根、高木京
捕手 宇佐見、田中
内野手 山本、吉川大、若林、北村、湯浅、増田
外野手 石川、立岡、松原、村上
巨人としては成長著しい池田、宇佐見、山本、松原あたりは獲られたくないのが本音ではないでしょうか?
左投手だと中川、池田、戸根、成長中の谷岡
内野、外野守れる立岡、ユーティリティーの吉川大、打力のあり、代打でも使える石川あたりが狙われる可能性はありますね。
巨人も中継ぎは弱いのでサイドスローの田原、今年も27試合投げている左腕池田あたりはプロテクトしたい所でしょう。
中川も斎藤コーチなどに期待されていましたが、今年は期待外れに終わりました。とはいえ貴重なサウスポー。狙ってくる可能性はありますね。高木京もポテンシャルは高いですが、賭博というバツがついているので慎重になるでしょう。
戸根投手も一時期侍ジャパンに選ばれた程の投手、故障歴などはチェックすると思いますが環境を変えれば一気に活躍する可能性も秘めていますね。
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人的補償に選ばれる可能性のある選手【筆者枠】
投手
池田(本命)、田原(本命)、中川(本命)、谷岡(対抗)、戸根(大穴)、高木京(大穴)、桜井(大穴)、森福(大穴)、大竹(大穴)
野手
立岡(本命)、吉川大(本命)、松原(本命)、山本(対抗)、石川(対抗)、若林(大穴)、湯浅(大穴)、増田(大穴)
あたりかなと読んでいます。
来季の巨人のオーダーは丸、炭谷、中島で一体どうなるか大胆予想!丸の2019年の成績は?
近年はFAで獲得した選手が活躍しない説が浮上していますが、大竹は1年目は9勝、森福は31試合に登板、山口俊は2年目に9勝と全く活躍していないということはないみたいですが、巨人ファンの期待値が高いからか結構言われてしまうパターンが多いようです。
巨人という人気球団、競争に勝つという必要が出てくるのでやはり成績は若干落ちると予想しましょうか?
元々アベレージヒッター、中距離ヒッターである点、怪我が多くなっている点、巨人というプレッシャーの中戦う点を加味した上で2019年の成績を大胆予想しました!110試合 .280 17本 75打点 7盗塁あたりでしょうか?
平均して90打点以上を記録している丸の打点数ですがやはり田中広や菊池の出塁、走塁面の貢献もあっての打点と打率だと思っているので若干打点は落ちると予想。盗塁数は年々減っているで7盗塁くらいでしょう。
丸は.280 17本 75打点 7盗塁くらいと筆者は予想していますが、四球の多さと堅実な守備、走塁などのプラス点も含めてチームに良い影響は与えるのかなと。。。
阪神に移籍した糸井に近い成績を残すのかなと
2019年オーダーその1
1.遊撃 坂本
2.左 重信
3.中 丸
4.三 岡本
5.一 新外国人・中島
6.右 長野・亀井
7.二 吉川・中島
8.捕 小林・炭谷・大城
2019年オーダーその2
1.右 長野・陽
2.二 吉川・中島
3.遊 坂本
4.中 丸
5.三 岡本
6.一 阿部・新外国人
7.左 亀井・ゲレーロ
8.捕手 小林・炭谷・大城
来季阿部が捕手に復帰するらしいですが、一塁と兼用でしょう。中島は吉川のバックアップと一塁
外野の競争は熾烈で丸以外は打撃次第でころころ入れ替えてくると思います。
陽、長野は同じ右打者なのでどこで差別化するか…
重信は走塁が期待されているので20盗塁以上、打率.270以上がノルマといえるでしょう。
この選手層なので山本、石川、立岡はレギュラーが怪我しない限りはなかなか出て来れない気がしています。
ユーティリティープレイヤーである中島、亀井、あたりは便利屋として重宝されるでしょうし、もしかしたらレギュラーとしての出場もあり得ますね。
まとめ
あわよくば”レギュラー獲れる“、もしくは”ユーティリティープレイヤー“は長いシーズン必ず必要となってくるのでやはりプロテクトしたい所です。あと実は巨人も左投手王国なんですね。中川、池田、高木、森福あたりを使いこなせていないというのが今の順位に直結しているかもしませんし、広島もフランスアしかいない状態なので喉から手が出る程欲しいかもしれません。中川は先発、中継ぎ両方いけるタイプなのでひょっとしたらという要素は持っていますね。
大竹を戻すという声もあるみたいですが広島ファンの反感を買いそうですしよほどの事がない限りなさそうかなと筆者は感じています(笑)