CSの見所と西武が勝ち抜くと予想!パリーグ2018編!ソフトバンクや日本ハムの下剋上なるか!?

こんにちはー!12球団野球ブロガー、パリーグの情報も定期的に発信しているひらっちと申します。
さてさて今日10月13日から遂に日本シリーズに向けた戦いであるクライマックスシリーズ(CS)が始まります。
143試合という過酷なペナントレース2018を制したのは辻発彦監督率いる西武ライオンズでした。そして2位は去年の王者ソフトバンク、3位はBクラスから見事に復活を果たした日本ハムでした。
この3チームとも戦い方に特徴があり、個性が非常に強いチームでもあります。果たしてファーストステージを勝ち抜くのは2位ソフトバンクか3位日本ハムか、ファイナルステージは西武かそれとも…
今やパリーグの時代と言われて久しいですが今年は一体どんなドラマが潜んでいるのか、待っているのか独断と偏見で考察、予想を立ててみたいと思います。
ソフトバンクと日本ハムともに空中戦が得意?走塁は日本ハムに分があり!投手力は?
さて工藤公康監督率いるソフトバンクですが、本当は優勝候補の一角に予想されたチームでした。しかし誤算が多い年でもありました。先発投手陣として期待された東浜、武田が絶不調。中継ぎ、抑えも去年の酷使がたたり、岩嵜やサファテが戦線離脱しシーズン中に立て直しがされなければいけない状態でしたが、
加治屋投手と森投手でカバーし何とか形になりました。先発陣も今年は石川投手が実質エースとしてローテーションを守り、千賀とバンデンハーグが2桁勝利をあげるなど、前半戦はつまづいたものの後半戦は自慢の底力で盛り返し82勝で2位という結果に終わりました。
やはりそこは常勝軍団西武に現役時代は在籍し、勝ち方を知っている工藤監督ならではの勝負勘が冴え渡ったのかもしれません。
打線も内川や本多、デスパイネ、松田が軒並み低打率で好調なのは柳田と中村晃くらいでしたが、お得意のテラスを使ったホームラン合戦で12球団最多の202本塁打を記録しています。
柳田が35本、松田が32本、デスパイネが29本、上林が22本という布陣が基本ですが、後半戦はグラシアルが良い働きをし9本塁打、今宮、中村晃もふた桁の本塁打、甲斐も7本塁打とどこからでもホームランで点が入るので、日本ハムとしては一発警戒という戦略が基本スタイルになるでしょうね。あとは柳田の前にランナーを溜めないことでしょう。
グラシアル、牧原、長谷川、福田、川島など控えの層もそれなりにレベルが高いのでこの5選手も要注意でしょう。
あとは石川、千賀、グライシンガーと先発予想されるこの右の速球派の3名にやられない事も重要です。
調子が良いと全く打てないくらい圧巻のピッチングをしますからね。
そしてCSですがまさかのミランダ投手の抜擢となりましたー!このミランダという投手7月に入団し後半戦だけで6勝1敗 防御率1.89という安定感からしたら妥当な選出かもしれませんね。長身かつ左腕で特に日本ハムには全く打たれていない相性面も考慮されたのでしょう。この厄介な長身左腕をどう打ち崩すかがキーポイントとなるでしょう。
逆に日本ハムですがまずは戦力分析からしたいと思いますが、先発は上沢とマルティネスの2本柱という新しい顔に生まれ変わり、新しい顔がたくさん出てきた年でした。高梨、有原は不調でしたが、村田透、上原健太も出てきましたし、
中継ぎもトンキン、公文、宮西、浦野、井口などを使い分け、抑えはトンキンと石川直也を使い分けるなど巧みな使い分けができた年でした。
バッターも中田翔と中島が不調から復活!近藤も大きな故障もなく一年間戦い抜き、西川も不調でしたが後半戦盛り返し盗塁王を獲得!一発のあるレアード、大田。意外性のある清水や横尾、そして怪物ルーキー清宮など。レギュラー陣の復帰と
新しい顔が少し見え隠れする年でしたがチーム打率は.251とそれ程高くはなくやはり投手陣のやりくりで何とかシーズンAクラスを勝ち取った感はありましたね。
チーム力を見ると短期決戦はやはりソフトバンクに分があるでしょうか?先発投手の能力がひとつ抜けていますし、ホームラン合戦で勝つこともできますし、しかもホームグラウンドでできるわけですからね。
西武の長所は圧倒的な打撃力と走力!?守備力も源田や秋山などが鍵!?
さて王者に10年ぶりに返り咲いた西武ライオンズですがやはり辻監督の手腕というものが大きいのでしょうね。中日時代は厳しいコーチとして有名だったそうですが、西武ライオンズではみんなの父親的存在として機能。やはりあの圧倒的な打撃力を活かさない手はないだろうと、特に浅村、山川の3.4番は今までの西武の歴史の中でも屈指なクリーンナップではないでしょうか?二人共120打点以上というのはあの近鉄のローズ、中村紀以来ですから20年に1度あるかないかの打線ということですよね??
クリーンナップだけではなく1.2番の秋山、源田コンビもあなどれないですし、下位打線の森、外崎、中村あたりも結構驚異ですよね?それでいて足も使えますから向かうところ敵なしといった感じですよね?
去年の打線も凄かったですが、今年はあの森友哉選手を正捕手に抜擢した事も大きかったでしょうね。盗塁阻止率.373で強肩であることもアピールできましたし、炭谷や岡田に比べると圧倒的に打撃力が高く23歳と若いですからこれから15年間は正捕手が安泰の時代がくるかもわかりません。これからはリードだったり捕手としてのイロハを磨いていく時期かと思うので
あの伊東勤のように20年近く正捕手として君臨できたら西武も黄金時代がやってくるかもわかりませんね。
さて課題はリーグ最下位の防御率4.24でしょう。特に一時期中継ぎ、抑えがボロボロで西武大丈夫かと思ってた時期もありましたが、独立リーグからヒースを獲得!中日から小川を獲得するなど、なんとかやりくりして野田、平井でヒースまでつなぐ体制を何とか作れたようです。
ソフトバンク、日本ハムが来ようともやはり肝になるのはあの打撃力でしょう。平均5.53得点の打線がちゃんと機能すれば乱打戦ではまず負けないでしょう。意外と守備もセンターラインがしっかりしていますから失策絡みがあるとすれば山川くらいでしょうか? 逆に弱いのは投手戦かもしれませんね。そこは菊池雄星や多和田が圧巻のピッチングをしてくれれば継投に持ち込まれることはないでしょうから先発投手の不出来もクライマックスシリーズでは重要になってくるかもしれません。
まとめ
パ・リーグのクライマックスシリーズの戦い方、見所をあげさせてもらいました。
やはりあなどれないのはソフトバンクではないでしょうか?控えの層もレベルが高いのでシリーズ男、ラッキーボーイが出てきたらソフトバンクが一気に行ってしまう可能性もありますね。
筆者的な見所はソフトバンクの底力と控えの層です!そこに是非注目してもらえたらと思っています。